熱・音・光・電気の力を学ぼう

熱・音・光・電気のいろいろな力を学び科学の知識を身につけていこう

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電気

電子レンジ

電子レンジは、波長が非常に短い電波を利用して、短い時間で食品を温める装置になります。原理は、食品にマイクロ波をあてると、食品の中で水の分子運動がおこり、その摩擦熱で食品が急に温められる現象を利用したものです。マイクロ波は、陶磁器・紙・ビニルなどの絶縁物をよくとおりぬけるので、食品を容器に入れたままで温めることができます。金属は、マイクロ波を反射するので、容器には使えません。

電気

電子冷蔵庫

電子冷蔵庫は、電子冷却という現象を利用した冷蔵庫になります。N形半導体とP形半導体という2種類の半導体をたくさんつないで、直流んの電流を流すと、温度が上がる部分と下がる部分があります。N形半導体とP形半導体を組み合わせたものは、電流によって温度が下がります。このような現象を電子冷却といいます。これは、2つの違った導体の両端をむすんで、これに電流を流すと、一方の接点で熱が発生し、もう一方の接点では、熱を冷却するという、ペルチェ効果を利用したものになります。

電気

トースター

パン食の多くなった私たちの食卓の上には、トースターもなくてはならないものになりました。トースターのニクロム線も電気アイロンと同じように平たい線で、ウンモに巻き付けられています。トースターは、一度に2枚のパンを焼くために、このような発熱体が3枚入っていてパンを両面から焼くようになっています。

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電気アイロン

電気アイロンは、重さで区別され、2キロなら300ワット、3キロなら400ワット、6キロになると1キロワット以上の電力を必要とします。分解してみると、布に押し付けられるメッキされた底金と、重みをつける押さえ金の間に、平たいニクロム線をウンモにまきつけた発熱体が収められています。ニクロム線の発生する熱で温められた底金でアイロンをかけます。

電気

電気がま

ご飯が、炊きあがると、サーモスタットのはたらきで、自動的に電流がとまる電気がまも、便利なものです。電気がまでは、電熱線は二重になったかまの底にはいっており、米はふつう、内なべに入れますが、かまに直接に米を入れる方式のものもあります。内なべに米をいれる三重式の電気がまでは、外がまにきめられた量の水をいれ、電気を流して熱します。内なべの中の米は、底から熱せられるとともに、外がまの湯が出す蒸気によって、側面からも上から熱せられ、ごはんがたけます。

電気

電気コンロ

電気コンロの一番大切なところは、ぐるぐると丸く巻いたニクロム線をみぞにはめこんだ、すやきの熱板になります。この熱板は、電気の絶縁体で、電気コンロの台にとりつけられ、この熱板の下には反射板がおかれ、ニクロム線の熱が下へ逃げるのを防いでいます。まいたニクロム線の両端には、がい管をはめ、ニクロム線が直接にふれあわないようにして、コードへ導きます。電気コンロをコンセントにつなぐと、ニクロム線が熱を出し、熱板全体が熱くなり、その上にかけた鍋ややかんを熱します。熱がむだにならないように電気コンロにかける鍋ややかんは、底が平らで発熱部より少し大形のものがよいといえます。

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ジュールの法則

針金の発熱量は、電圧や電流・抵抗などによって違いますが、この関係を正しく知るためには、詳しい実験が必要になります。変圧器、交流電流計、電熱線を中に組み込んだ水熱量計をつなぎ、100ボルトのコンセントから電流をとります。水熱量計には、水を入れたビーカーを、熱が逃げないように絶縁体でくるみ、同じように絶縁体のふたをかぶせ、温度計とかきまぜ棒を用意しておきます。電熱線から出た熱は水を熱しますから、発熱量は、水温の上がり方に比例します。かきまぜ棒で、水をよくかきまぜ、水全体が同じ温度になるようにしておけば、温度計のしめす温度から発生した熱が計算されます。

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電熱線

電熱器具で熱を発生する針金を、電熱線といいます。たくさんの熱がでるように、電熱線では抵抗の大きいことが必要です。また、高い温度にたえ、とけたり、きれたりしないことも重要です。ニクロム線は、ニッケルが80、クロムが20の割合にまぜた合金です。このニッケルをへらし、鉄でおきかえた、鉄クロム線も電熱線として使われています。この合金は色が黒く、高温でもろくなるおそれがあるだけでなく、水にあうとさびる欠点もあります。

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発熱量

針金の種類によって、発熱量が違うことは、簡単な実験で知ることができます。
同じ太さ、同じ長さのニクロム線と銅線を、乾電池に直列につなぎ、電流を流してみます。すると、ニクロム線のほうが、ずっと早く熱くなります。このことは、二本の針金にろうをぬっておけば、そのろうの溶け方からわかります。同じ電流が流れるときには、ニクロム線のほうが、熱を多く出します。

電気

電熱の利用

金属や合金に電流を流すと、熱がでます。これを、電熱といいます。電気アイロン・電気コンロ・電気ストーブなどは、この熱を利用する電熱器具です。電熱線に電流を流すと、電熱線は赤くひかってきます。それは、電熱線が熱のために、高温になったからです。電熱線に多くの電流を流し、高い温度に熱すれば熱するほど、電熱線は強い光を出すようになります。しかし、あまり多くの電流を流すと、電熱線は高温にたえかね、溶けて切れてしまいます。
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小さいころから科学に興味があり、熱・音・光・電気の力や利用について学んできました。科学はとても面白いのでいろいろ掲載していきます。