音
音色と波形
ピアノやオルガン・クラリネット・バイオリンなどの楽器からでる音は、高さと大きさをどんなにかげんしても、同じ音に聞こえることはありません。人間の声も、人によってずいぶん違っています。このように、音が違って聞こえるのは、音に音色の違いがあるからです。音は、空気の疎密波ですから、音の通り道の、ある一部分を考えると、その部分の空気のこさが、周期的に変化します。空気がこいと圧力が高く、空気がうすいと圧力が低くなるから、圧力も周期的に変化します。この圧力の変化を、ブラウン管オシロスコープで観察すると、ブラウン管に波の形が現れます。この波の形は、圧力が時間がたつにつれてどのように変化するかをあらわしていますが、また、空気の振動しているありさまをあらわしているともいえます。これを音の波形といいます。いろいろな楽器の音や人の声を、オシロスコープで観察すると、いろいろな波形がみられます。これは、多くの場合、大きい波と小さい波がかさなりあって、複雑な波形を作っていることがわかります。
この記事へのコメント
時の経つのは早い事を実感しています。
今年初めに大学入試問題で出題ミスが話題になりましたが、本質的な解決が為されていません。
音波の本当の性質を実験を通して解説したサイトを作りましたので是非参考にして頂きたい。
定在波が出来る様子をアニメーション化したものも有ります。
サイト:http://nomura.in.coocan.jp/
今年初めに大学入試問題で出題ミスが話題になりましたが、本質的な解決が為されていません。
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定在波が出来る様子をアニメーション化したものも有ります。
サイト:http://nomura.in.coocan.jp/
Posted by 野村 健 at 2018年09月25日 13:07