電気
抵抗器
電気器具では、使いみちによって、電気の流れかたを多くしたり、少なくしたりしなければなりません。そのために、いろいろな抵抗の大きさをもった抵抗器がつくられています。固定抵抗器は、抵抗の大きさが一定です。同じ抵抗の大きさでも、電流がたくさん流れるところに使うものは、熱をだして温度があがらないような材料でできた物を使います。また、スライド抵抗器は、抵抗の大きさが線の長さに比例することを利用したものです。スライド片と抵抗線がふれている場所をかえて、抵抗の大きさが変えられるようになっています。昔のラジオ・テレビのつまみをまわすと、音が大きくなったり、映像の明るさが変わったりするのは、スライド抵抗器のためです。