熱・音・光・電気の力を学ぼう

熱・音・光・電気のいろいろな力を学び科学の知識を身につけていこう

温度と気体の体積の実験

実験1:20立方センチ用の注射器を用意します。注射針をガスの炎で赤く焼いて根元のところでおりまげ、空気がとおらないようにして、いらないところは、きりすてます。次に、注射器の中をよく乾かし、ピストンを10立方センチのところに押し込んで、曲げた針をしっかりつけます。この注射器の空気のはいっているところを、室温と同じにしたビーカーの水の中につけて、だんだん温度をあげていきます。すると、注射器の中の空気が膨張して、ピストンを押し上げるので、水の温度と注射器のメモリを調べていきます。はじめの水の温度が8度くらいのとき、水の温度が50度ぐらいになると、空気は、約1,5立方センチほど膨張するでしょう。また、水が沸騰して100度になると、空気は約3立方センチぐらい膨張するでしょう。注射器を冷ますと空気はもとの体積にもどります。
この実験では、ピストンは、だいたい自由に動けるようになっていますから、注射器の中の空気の圧力は、いつも外の空気の圧力と同じと考えられます。空気の温度は約90度あがって、体積は3立方センチ膨張しました。1度あたり、90分の3センチ、つまり、30分の1立方センチ膨張したわけです。もとの体積が10立方センチですから、体積は、1度あたり、もとの体積の約300分の1だけ膨張したことがわかります。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

同じカテゴリー()の記事
 最低温度計 (2022-09-07 06:43)
 最高温度計 (2022-04-19 09:29)
 体温計 (2021-09-01 06:23)
 アルコール温度計 (2021-06-23 16:13)
 水銀温度計 (2021-04-20 15:17)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
てぃーだイチオシ
カテゴリー
(38)
(38)
(39)
電気 (37)
過去記事
最近のコメント
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
科学
科学
小さいころから科学に興味があり、熱・音・光・電気の力や利用について学んできました。科学はとても面白いのでいろいろ掲載していきます。