熱
バイメタル
膨張率が違った2枚の金属の板をはりあわせたものを、バイメタルといいます。バイメタルは、温度が上がるとまがるので、サーモスタットや自記温度計などに使われています。バイメタルは、温度があがると、膨張率の大きい方が、よけいに伸びるので、膨張率の大きいほうが外側になって、反り曲がります。幅1cm、長さ20cmぐらいの細長くてうすい木の板と、下敷きなどに使うエボナイト板とを、接着剤ではりあわせます。これを火でそっと熱すると、エボナイト板を外側にして木の板のほうに曲がっていきます。これは、木の板よりもエボナイト板のほうが、膨張しやすいからです。