水と空気・力
圧力と圧力の強さ
レンガの側面を下にして机の上に置いた場合を考えてみましょう。レンガの重さは3kgになっているので、これだけの重さがレンガの側面にはたらくわけです。つぎに、やわらかい、ふわふわした厚いゴム板の上に、レンガを置いてみます。レンガの置き方によって、ゴム板のくぼみ方が違うことに気がつきます。このような違いはどうしておきるのでしょうか?レンガの広い面を下にしておくと、レンガとゴム板のふれあう面全体に3kgのレンガの重さに等しい圧力が働きます。レンガの側面を下にしておくと、小さな面に同じ圧力が働いています。同じ圧力でも、働く面積の大小によって、その効果が違うのがわかります。圧力を比べるには、1平方センチあたりの圧力の大きさであらわすのがよいことに気がつきます。1平方センチあたりの圧力の大きさを圧力の強さと呼んでおります。