熱・音・光・電気の力を学ぼう

熱・音・光・電気のいろいろな力を学び科学の知識を身につけていこう

音の三要素と高い音&低い音

ピアノやトランペットのような楽器のだす音は、きまった調子をもっていて、きいていてこころのよいものです。このような音を、楽音といいます。これに対して、自動車や電車が動いているときに出すような音は、きまった調子がなく、すんだ音ではありません。このような音を、非楽音といいます。楽音には、高さ・強さ・音色の違いがあって、この三つの要素が、楽音をききわけるたいせつな性質になっております。これを、音の三要素といいます。
ピアノやオルガンでは、けんばんによって、でる音が違います。右のほうのけんばんの出す音を高い音、左のほうのけんばんのだす音を低い音といいます。このような音の高さの違いができるわけは、次のような実験で調べることができます。
おもちゃ用のモーターの回転じくに、おもちゃの歯車をつけます。モーターを乾電池につないでまわし、歯車にはがきをかるくふれると音がでます。これは、はがきに歯車の歯がかかったりはずれたりするたびに、はがきが振動して音がでているのです。乾電池とモーターの間にニクロム線をいれて、導線をつなぐところをかえると、モーターの回転のはやさがかわります。電池のすぐ近くのニクロム線につなぐと、モーターの回転が速くなり、はがきに触れると高い音が出ます、電池から離れたニクロム線につなぐと、モーターの回転がおそくなり、はがきをふれると低い音がでます。ニクロム線がないときには、はがきを歯車に強くおしつけると回転がおそくなり、ひくい音がでます。はがきをかるくふれると回転が速くなり、高い音が出ます。このような実験装置は簡単にできますので、時間のあるときに作って、実際に経験するとすぐにたのしく覚えられます。
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